おすそわけ日記

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『ジュラシックワールド』おすそわけ

需要があるかどうか定かでは無いけど、俺が観てきた映画の感想やらを勝手に綴っておすそわけする第2弾❗️

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『ジュラシックワールド』2015年 USA

 

今回はこの夏最大の話題作をジュラってきた感想ですよ。

 

進撃に続いて人類が捕食対象という設定のこの映画、色んなレビューで「あの邦画のお口直しに」なんて比較されて絶賛されてる訳なんですが。
そこはへそ曲がりなのか好き嫌いの問題なのか、ちょっとカチンと来たから今回は辛口で行っちゃおうかと。
だってね❓邦画のSFパニック映画なんて野球で言ったら甲子園みたいなもんな訳で、熱意はあるけど荒削りだったりする物なのだ。
故に結構温かい目で観れちゃったりする。
でもハリウッドつったらメジャーリーグ級でしょ❓
お家芸でしょ❓
一級品観せて貰えなきゃ困るってモンですわ。

 

ええとwikiによりますと、このジュラシックシリーズが始まったのは1993年。
1993年⁉️
チャゲアスがヤーヤー言ってたり、ジョージがなんでもないような事を幸せに思ってた時代。
そんな前だったの⁉️
スピルバーグがCGを駆使して古代生物を現代に甦らせて、幼少期に恐竜少年だった俺は当時23歳で大興奮した。
チネチッタ川崎に独りで観に行ってジュラボッチしたんだけど、音響が半端なくて今でも覚えてる。
T-REXの足音は腹に響くし、最後の咆哮の余韻がメッチャ長くてね〜感動した。
あの衝撃…さあ新作はどうなの❓と期待に胸を膨らませてのご鑑賞となった。
残念ながら時間と予算の関係で、今回は2D字幕を選択。
4Dだったらまた違った感想だったかな❓
以下、ネタバレ注意で行かせてもらおう。

 

物語の中心人物は4名。
恐竜よりも異性に興味津々な兄ザック、以下Z。
恐竜オタクな弟グレイ、以下G。
兄弟の叔母でテーマパークの運営を任されてるクレア、以下C。
元軍人で飼育係のオーウェン、以下O。
そのZG兄弟が叔母さんCを頼って、『ジュラシックワールド』を訪れる所から物語は始まる。
このテーマパーク、実は22年前のあの『ジュラシックパーク』で大騒動があった島と同じ舞台。
とてもじゃないけど危険過ぎて開園なんて不可能だった筈なのに、所有権を譲り受けた資産家は過ちを繰り返すのだ。
それでも自慢のシステムを駆使した万全の管理体制での運営は順調らしく、1日の来場者数は2万人を超えるのだった。
家族連れやカップルなんかにも人気の、一大エンターテインメントとして君臨していた。

 

そして、そして、だけどやっぱり起きちゃう想定外❓な事故…
新しい刺激、大いに結構なんだけどコントロール出来ない事に手を出したばっかりに崩壊の足音が聞こえ始める。
巨費を投じて開発した新種のハイブリッド恐竜、頭も良いとこ見せてハイ脱走〜
逃げ惑うZG兄弟の運命はいかに❓
最高責任者Cと飼育係Oの危険な恋の行方は❓
というのが、Zリな流れ。
説明雑です。

 

映像的にも素晴らしいし、アトラクションもリアルだし実際にあったら行ってみたいかな〜って思わせるワクワク感はあった。
でも何か緊張感がね…今一つでして。
パークの時のような、恐竜にいつ喰われてもおかしくない状態みたいなのが感じられない。
ホラ油断してると、コップの水に波紋を作る程の足音轟かせて奴が近づいてくるー❗️みたいな。
まずZG兄弟もね❓死なないでしょ❓子役だし。
叔母Cも部下が犠牲になったのに、飼育係Oとキスとかしちゃってアメリカナイズしちゃってる。
最高責任者なのに。
そのOも特技がチート過ぎて、安定感あり過ぎてコリャ絶対死ななそう。
いつ死ぬかわからない状態が緊張感を生むはずなのに、それが破綻してしまっていて妙に安心して観れてしまった。

それがパークとの違い。
観終わった後にしばらく立ち上がれないような感覚が、残念ながら皆無だった。

 

とまあ辛辣な意見ばかりになったけど、TVじゃなくて映画館で体験しておいて損は無いですよ❗️
大画面で大音響で、出来れば3や4Dとかでの鑑賞によって迫力を味わうべき作品である事には間違いないから。
細かい事は抜きにして、頭空っぽにしてね。

 

総評☆☆☆

 

ムム❗️進撃と同じ評価か…だって無難なんだよねー 

口直しとかフザケンナって感じ。